長野県内における取り組み

背景

高齢者の肺炎の8割は誤嚥性肺炎と言われている。摂食嚥下障害を持つ方は多数おられ、食事の形態や姿勢などを工夫して食べる方法を指導する。嚥下調整食(個々の食べる機能に合わせた食形態)は食支援のために必要なツールであり活用している施設も多い。しかし、施設によってその呼称や基準は様々であり、知識・技術の不足により食事形態やケア方法が違うことで誤嚥・窒息・肺炎を生じる危険がある。

 生活の場が変わると食事の形態も変わる。例えば、同じ「キザミ食」でも介護施設と入院施設で形態やとろみ有り無し等が異なることがある。これを支える医療体制、ケア体制、連携体制は十分とは言い難い。

目的

 諏訪圏内に住む、摂食嚥下機能の問題を有する住民や患者さん・家族が、どこの場でも食の安全や楽しみが守られる環境を作る。そのために、関連機関の多職種で問題点や解決法を共有し改善に取り組むこと。

目標

①嚥下調整食の標準化:摂食嚥下リハ学会の基準調整食2013 にあわせる

②医療間連携:各医療機関間の嚥下調整食の基準をマッピングする

③医療-介護連携:医療機関-介護施設間の嚥下調整食の基準をマッピングする

④情報共有:実施可能、継続可能な活動になるような工夫を共有する

メンバー

諏訪6市町村の食の安全に関わる全ての個人。

「栄養士会」「看護協会」「ST会」「ケアマネ会」など専門職能団体。

代表は2020年度~ 丸茂広子(諏訪中央病院 看護部)

岡谷市民病院、諏訪湖畔病院、諏訪共立病院、諏訪赤十字病院、諏訪城東病院、諏訪中央病院、富士見高原病院

長野県栄養士会諏岡支部、長野県看護協会諏訪支部、長野県言語聴覚士会諏訪支部

活動

全体ミーティングとコアメンバーミーティング(隔月)

会の歩み

2018.03.30 suwa食縁の会発足

2018 諏訪地域の食形態を学会基準で分類

2018.12 「食べる楽しみをささえる会」@松本で取り組み紹介

2019.02  諏訪地域の食コードマップ完成

2019.12.12 コード3・4の市販品の試食会

   地域連携パスに諏訪地域の食コードマップを掲載

2020.09 オンライン会議開始

問い合わせ先

丸茂 広子(諏訪中央病院 摂食嚥下認定看護師)