長野県内における取り組み

長野県栄養士会飯下支部について

長野県栄養士会は会員数1322名(令和元年時点)で県下に7支部あり飯下支部は飯田市と下伊那郡の栄養士、管理栄養士で構成され会員数は176名です。
職域事業部(医療、学校健康教育、保育、福祉、公衆衛生、地域活動、研究教育)に分かれて活動しています。

活動内容

歯と口の健康を守る郡市民大会

飯田下伊那歯科医師会主催の「歯と口の健康を守る郡市民大会」へ毎年参加し、カルシウムの多いレシピの配布やクイズ、栄養相談などおこなっています。

糖尿病予防のイベント

糖尿病予防の啓発活動として、臨床検査技師会の血糖測定、医師の健康相談と栄養士の栄養相談をおこなっております。

疾病に興味を持ってもらえるように糖尿病の合併症をモチーフにした輪投げを作り、食事の大切さや健康管理に楽しく関心を持っていただくことができました。

食形態・とろみ濃度に関する連携

日本摂食嚥下リハビリテーション学会から出された嚥下調整食分類2013(以下:学会分類)に対応するために医療事業部11病院と福祉事業部28施設で食形態の内容と名称の統一について取り組みを継続しておこなっています。

写真のような形状の食形態について実際に施設で付いている名称は、ペースト食、とろみ食、ミキサー食など様々で、さらには訓練食Bといった他の施設では全く理解できない名称もあり、そのまま情報提供書をもらってもその名称が自分の施設ではどの段階の食事に値するのか不明でした。

バラバラな名称や段階のズレを統一しよう!

学会分類は0から4まで段階があります。

0jや1jはゼリーの状態、0tはとろみなので0~1については市販のゼリーやとろみ付きの飲料を使用している施設が多いので理解しやすいのですが、難しいのはコード2、3、4です。各形態の硬さや張り付き、まとまりの程度については他の施設の作り方を参考にしたり、言語聴覚士と連携して施設ごと見直しながら理想とする段階に近づけていきました。

長年使い慣れた名称を変更するのは施設全体の問題なのでとても難しいことですが、

学会分類にはてはめた食形態一覧表を確認することで転院時の食事内容やとろみの段階にすぐ対応できるようになりました。

地域住民や在宅高齢者の食支援

長野県栄養士会では栄養ケア・ステーションを立ち上げ、地域住民にとってより身近な場所で健康づくり、生活習慣病発症予防や重症化予防、高齢者の低栄養状態の改善・介護支援、食育の推進に寄与することを目的として事業を実施しております。 食と栄養の重要性を発信し今後も多職種連携を進めていきたいと思います。